初代 神武(じんむ)天皇 位前660年~ 天照大神の子孫。

初代 神武天皇(じんむてんのう)

生没 前711~前585年(127歳)
在位 前660~前585年(75年)52歳~127歳

縄文時代・神代

・『古事記』、『日本書紀』に神話としての記述がある。実在かは不明。

・『日本書紀』記載の名称は神日本磐余彦天皇(かんやまといわれびこのすめらみこと)

・始馭天下之天皇(はつくにしらすすめらみこと)『日本書紀』(美称)

・天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の曾孫。ひ孫。天照大神から5代目の子孫。

・高千穂(宮崎県)から大和(奈良県)へ東征。

・橿原の地で、前660年1月1日に初代天皇に即位。

・新暦に換算すると2月11日になり、建国記念日と定められている。

 

 

3代 安寧(あんねい)天皇 位前549年~ 大国主命(オオクニヌシノミコト)の曾孫。

3代 安寧天皇(あんねいてんのう)

生没 前577~前511年(享年67歳)
在位 前549~前511年(在位38年)28~67歳

縄文時代・神代

・欠史八代

・父は2代綏靖天皇、母は五十鈴依媛尊(いすずよりひめのみこと)=事代主神(ことしろぬしのかみ)の娘。

※事代主神:七福神の恵比寿神と同一視されている。大国主命(おおくにぬしのみこと)の子。

※大国主命(オオクニヌシノミコト)は出雲大社の神。

大国主命

事代主神

五十鈴依媛尊=綏靖

安寧天皇

 

10代 崇神(すじん)天皇 位前97年~ 初代?実在の可能性。

10代 崇神天皇(すじんてんのう)

生没 前148~前30年(享年119歳)
在位 前97~前30年(在位68年)52歳~119歳

弥生時代・神代

・記紀の記述より事実上初の初代の天皇とみなし、実在の可能性が高いとされる

・御肇国天皇(はつくにしらす すめらみこと)

 

・ヤマト政権の創始者とも

・四道将軍を派遣(北陸・東海・西海・丹波)

・出雲の豪族・振根(ふるね)を征して勢力を広げる

 

・灌漑を行って農地を整備するなど善政を行ったという

・大物主神(おおものぬしのかみ)を三輪山に祭ると国中が平和になった