24代 仁賢(にんけん)天皇 在488年~ 

24代 仁賢天皇(にんけんてんのう)

生没 449年~498年(享年48歳)
在位 488年~498年 40~50歳(在位11年)

古墳時代

・24代顕宗天皇の兄。

・弟の顕宗天皇(弘計・おけ)が亡くなり、兄の億計(おけ)が即位、仁賢天皇となった。

・謙虚で温厚。父の仇である履中天皇の墓を、弟が破壊しようとしたのをなだめた。

25代 武烈(ぶれつ)天皇 在498年~ 

25代 武烈天皇(ぶれつてんのう)

生没 489年~506年(享年18歳)
在位 498年~506年 10~18歳(在位8年)

古墳時代

・24代仁賢天皇が崩御し、大臣の平郡真鳥(へぐりのまとり)が国政を欲しいままにした。大伴金村がこれを征伐し、皇太子の武烈天皇が即位した。

・即位後は暴君となる

 

平郡真鳥を討つ大伴金村。


(月岡芳年@大日本名将鑑)

 

26代 継体(けいたい)天皇 在507年~ 

26代 継体天皇(けいたいてんのう)

生没 450年~531年(享年82歳)
在位 507年(58歳)~531年(82歳)

古墳時代

・15代応神天皇の5世の孫・男大迹王(おおとのおう)。近江(滋賀)・越前(福井)の豪族だった。

・大伴金村に促されて河内国・樟葉宮(くすはのみや)で即位。

・養蚕や農業の振興に尽力

・筑紫国(645年に筑前国・筑後国に分割)で豪族・磐井の反乱が発生。物部麁鹿火(もののべのあらかい)が鎮圧。

 

天皇一覧

天皇一覧

 

【神代・古墳時代】

初代 神武天皇(じんむてんのう) BC660
1〜8代 欠史八代

9代 開化天皇(かいかてんのう)

10代 崇神天皇(すじんてんのう)初の実在天皇?大物主神オオモノヌシノカミ。三輪山。アマテラスまほろば編。モモソ姫=卑弥呼?箸墓古墳

11代 垂仁天皇(すいにんてんのう)

12代 景行天皇(けいこうてんのう)。日本部尊(ヤマトタケルノミコト)クマソ「火の鳥」3巻ヤマト編

13代 成務天皇(せいむてんのう)

14代 仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)。神功皇后=卑弥呼?

15代

16代 仁徳天皇(にんとくてんのう)民を思いやり租税を3年免じた。聖帝。

17代

18代

19代

20代

21代 雄略天皇(ゆうりゃくてんのう)大悪天皇。ワカタケル大王(おおきみ)

22代

23代

24代

25代 武烈天皇(ぶれつてんのう)暴君。架空?

26代 継体天皇(けいたいてんのう)507年。オホド大王。越前。

27代

28代

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【飛鳥時代】

29代 欽明天皇(きんめいてんのう)539年

30代 敏達天皇(びだつてんのう)

31代 用明天皇(ようめいてんのう)。橘豊日大兄

32代 崇峻天皇(すしゅんてんのう)。泊瀬部皇子(はつせべのみこ)

33代 推古天皇(すいこてんのう)592年。初の女帝。摂政 聖徳太子(厩戸王子)「日出処の天子」遣隋使 小野妹子。「古事記」はここまで。

34代 舒明天皇(じょめいてんのう)

35代 皇極天皇(こうぎょくてんのう)

36代 孝徳天皇(こうとくてんのう)

37代 斉明天皇(さいめいてんのう)

38代 天智天皇(てんじてんのう)中大兄皇子。1「秋の田の」

39代 弘文天皇(こうぶんてんのう)大友皇子

40代 天武天皇(てんむてんのう)大海人皇子。ここから「天皇」という言葉を使い始める。(それまでは「大王(おおきみ)」

41代 持統天皇(じとうてんのう)讃良皇女。この頃の日本の人口500万人(「天上の虹」文庫9巻)2「春過ぎて」

42代 文武天皇(もんむてんのう)珂瑠皇子。「日本書紀」はここまで。

 

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【奈良時代】

43代 元明天皇(げんめいてんのう)阿閇皇女「あをによし」

44代 元正天皇(げんしょうてんのう)氷高皇女

45代 聖武天皇(しょうむてんのう)首皇子(おびとのみこ)。大仏。

46代

47代

48代

49代

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【平安時代】

50代 桓武天皇(かんむてんのう)794平安京

51代 平城天皇(へいぜいてんのう)

52代 嵯峨天皇(さがてんのう)

53代 淳和天皇(じゅんなてんのう)

54代 仁明天皇(にんみょうてんのう)

55代 文徳天皇(もんとくてんのう)藤原良房の権力下。

56代 清和天皇(せいわてんのう)

57代 陽成天皇(ようぜいてんのう)13「筑波嶺の」

58代 光孝天皇(こうこうてんのう)15「きみがため春の」

59代 宇多天皇(うだてんのう)

60代 醍醐天皇(だいごてんのう)

61代 朱雀天皇(すざくてんのう)

62代 村上天皇(むらかみてんのう)

63代 冷泉天皇(れいぜいてんのう)

64代 円融天皇(えんゆうてんのう)

65代 花山天皇(かざんてんのう)

66代 一条天皇(いちじょうてんのう)

67代 三条天皇(さんじょうてんのう)

68代 後一条天皇(ごいちじょうてんのう)

69代 後朱雀天皇(ごすざくてんのう)

70代 後冷泉天皇(ごれいぜいてんのう)

71代 後三条天皇(ごさんじょうてんのう)

72代 白河天皇(しらかわてんのう)

73代 堀川天皇(ほりかわてんのう)

74代 鳥羽天皇(とばてんのう)

75代 崇徳天皇(すとくてんのう)77「せをはやみ」崇徳院

76代 近衛天皇(このえてんのう)

77代 後白河天皇(ごしらかわてんのう)保元の乱

78代 二条天皇(にじょうてんのう)

79代 六条天皇(ろくじょうてんのう)

80代 高倉天皇(たかくらてんのう)

81代 安徳天皇(てんのう)壇ノ浦の戦い。平家滅亡。

82代 後鳥羽天皇(ごとばてんのう)99「人をもし」。新古今和歌集。

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【鎌倉時代】

83代 土御門天皇(つちみかどてんのう)

84代 順徳天皇(じゅんとくてんのう)100「ももしきや」

 

 

 

 

27代 安閑(あんかん)天皇 在531年~ 

27代 安閑天皇(あんかんてんのう)

生没 466年~535年
在位 531年~535年

古墳時代

・26代継体天皇の第一皇子。

・器量・武威に優れ人君として相応しい人柄と伝わる

・各地に屯倉(みやけ)(朝廷の直轄地)を設置。

・五穀豊穣で民が飢えることもなくなり、天子を褒める声が天地に充満したともいわれる。

 

28代 宣化(せんか)天皇 在535年~ 

28代 宣化天皇(せんかてんのう)

生没 467年~539年(享年73歳)
在位 535年~539年

古墳時代

・26代継体天皇の第二皇子。

・『日本書紀』には、清らかでおごり高ぶることのない君子らしい人物とある。

・大伴金村、物部麁鹿火に加え、蘇我稲目らを大臣(おおおみ)とした。

・那津官家(なのつのみやけ)(博多湾岸・太宰府の起源)に各地の屯倉から籾を運ばせて非常時に備えた。

・新羅に攻められた任那(みまな)からの救援要請に対して援軍を送るなど、外交も積極策を推し進める。

 

 

29代 欽明(きんめい)天皇 在539年~ 

29代 欽明天皇(きんめいてんのう)

生没 509年~571年(享年63歳)
在位 539年(31歳)~571年(63歳)

飛鳥時代

・26代継体天皇の第3皇子。

・仏教伝来
小金銅仏(しょうこんどうぶつ)も共に伝来。

・大伴金村と物部尾輿を大連(軍事・裁判)に、蘇我稲目を大臣(経済・外交)にした。

・金村が任那を百済に割譲した失政で大伴氏が失脚。以降物部氏と蘇我氏が対立。仏教も物部氏は反対派、蘇我氏は推進派で対立。